まだ夏を引きずる心へ
夕方の空にオレンジ色が滲むころ、ふと「夏も終わるんだなぁ」と感じる瞬間はありませんか?
蝉の声が少し弱まり、風がほんのりと涼しさを帯び始める…。そんな時、胸の奥にちょっと切ない感情が宿ります。
その感情こそが、俳句で表現する価値のある「夏の名残」です。
季節の変わり目は心の揺らぎの時
残暑が続く日々でも、朝晩の空気は確実に秋の気配を運んできます。
昼間の暑さと夜の涼しさが交差するこの時期は、心にもゆらぎが生まれ、自然と情緒的になります。
この「揺らぎ」こそ、俳句に命を吹き込む原動力です。

残暑や夕暮れを詠む3つのコツ
① 季語をはっきりと入れる
「残暑」「秋蝉」「西日」など、この時期特有の季語を選びましょう。
季語がしっかりしていると、読み手が情景を想像しやすくなります。
② 光と影の対比を描く
残暑の夕暮れは、強い西日と長く伸びる影が印象的です。
そのコントラストを入れることで、情景がぐっと立体的になります。
③ 心の感情をひとさじ添える
単に情景を描くだけでなく、自分の感情を少しだけ混ぜることで、句に深みが生まれます。
夕暮れの切なさを表す例句
- 残暑なお 風鈴の音に 眠り入る
- 西日にて 影長くして 夏の名残
- 秋蝉の 声かすれゆく 夕まぐれ

俳句は季節のアルバム
夏の終わりは、少し切なくもあり、心を温かくする記憶の宝庫です。
その一瞬を句に閉じ込めることで、何年経っても鮮やかに思い出せます。
今日の夕暮れを、ぜひ一句にしてみませんか?
まとめ
夏の終わり、ふと吹く涼しい風や、空の色が変わる瞬間に、心が少しだけ揺れることがあります。そんな一瞬を切り取って言葉にするのが、俳句の魅力です。
あなたも、この季節ならではの情景を思い浮かべて、一句詠んでみませんか?コメント欄や投稿ページから、ぜひあなたの作品をお寄せください。
👉 次は 季節別お手本 – 秋の俳句 で、紅葉や秋風をテーマにしたお題と例句を見てみましょう。
