インスタグラムで美しい写真を見るたびに、「この瞬間を俳句で表現できたら素敵だな」と思ったこと、ありませんか?写真と俳句を組み合わせる「フォト俳句」は、まさにSNS時代にぴったりの新しい表現方法なんです。
僕は64歳になった今、AI俳句道場を運営しながら、フォト俳句の魅力に取り憑かれています。スマホで撮った写真に俳句を添えるだけで、その瞬間がより鮮やかに、より深く、心に刻まれる。この感動を、ぜひあなたにも味わってほしいんです。
50歳からブログを始めて15年、「文章と画像の組み合わせ」の重要性を学んできた僕だからこそ、フォト俳句の可能性を誰よりも理解しています。この記事では、フォト俳句の魅力、作り方、SNSでの発信方法まで、徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたも今日からフォト俳句を始められます。さあ、新しい表現の世界へ、一緒に飛び込んでみましょう!
フォト俳句とは?|写真と俳句の融合

フォト俳句とは、写真と俳句を組み合わせた新しい表現形式です。写真が「視覚」に訴え、俳句が「言葉」で情景を深める。この二つが融合することで、単独では表現できない豊かな世界が生まれます。
フォト俳句の3つの特徴:
1. 視覚と言葉の相乗効果
写真だけでは伝えきれない「感情」や「空気感」を、俳句が補います。逆に、俳句だけでは想像しにくい「情景」を、写真が鮮明に見せてくれます。
例:桜の写真に「花吹雪 風に舞いゆく 春の夢」という俳句を添えることで、写真の桜が「春の夢」という詩的な存在に昇華されます。
2. SNSとの相性抜群
InstagramやTwitterなどのSNSは、写真と短文を投稿するプラットフォーム。フォト俳句は、まさにSNS時代に生まれた新しい表現形式なんです。
3. 初心者でも始めやすい
スマホで写真を撮り、17音の俳句を添えるだけ。特別な機材も技術も不要。誰でも今日から始められます。
フォト俳句の歴史
フォト俳句は、比較的新しい表現形式です。デジタルカメラとインターネットの普及により、2000年代から広まり始めました。特に、スマホとSNSの時代になってから、爆発的に広がりました。
僕も、ブログを始めた頃から「文章と画像の組み合わせ」を意識してきました。その延長線上に、フォト俳句があると感じています。
フォト俳句の魅力1:一瞬を永遠に変える力

フォト俳句の最大の魅力は、「一瞬を永遠に変える力」です。写真は一瞬を切り取りますが、俳句がその一瞬に「意味」と「深み」を与えることで、その瞬間が永遠の記憶として心に刻まれます。
例:朝の散歩で撮った写真
あなたが朝の散歩中に、朝日に照らされた水たまりを撮影したとします。ただの水たまりの写真ですが、そこに俳句を添えることで、まったく違う意味が生まれます。
写真:朝日に照らされた水たまり
俳句:「春の朝 水たまりには 空映る」
この俳句を添えることで、ただの水たまりが「空を映す鏡」に変わります。そして、その瞬間が「春の朝の美しさ」として、あなたの心に永遠に刻まれるんです。
僕の体験談
僕が初めてフォト俳句を作ったのは、マンション管理人の仕事中。雨上がりの午後、駐車場の水たまりに虹が映っているのを見つけました。スマホで撮影し、「雨上がり 虹映す水 足止めて」という俳句を添えました。
その瞬間、ただの水たまりが、僕にとって特別な場所に変わったんです。そして、その写真と俳句を見るたびに、あの日の空気感、匂い、音までもが鮮やかに蘇ってきます。
フォト俳句の魅力2:写真が俳句を、俳句が写真を引き立てる

フォト俳句のもう一つの魅力は、写真と俳句が互いに引き立て合うこと。写真が俳句を視覚化し、俳句が写真に詩的な意味を与える。この相乗効果が、フォト俳句の醍醐味です。
パターン1:写真が俳句を引き立てる
俳句だけでは想像しにくい情景を、写真が鮮明に見せてくれます。
俳句:「夕焼けや 一羽の鳥の 影長し」
写真:夕焼けの空を飛ぶ鳥のシルエット
俳句だけでも美しいですが、実際の写真を見ることで、その情景がより鮮明に、より感動的に伝わります。
パターン2:俳句が写真を引き立てる
ただの風景写真が、俳句を添えることで詩的な作品に昇華されます。
写真:公園のベンチ
俳句:「秋の暮れ ベンチに残る 温もりかな」
ただのベンチの写真が、「誰かが座っていた温もり」という物語を持つ写真に変わります。俳句が、写真に「見えないもの」を見せてくれるんです。
相乗効果の実例
僕が作ったフォト俳句で、最も反響が大きかったのは、「満月や 窓辺に猫の 影ひとつ」という句を、実際の満月と猫のシルエットの写真に添えたもの。写真だけでは「猫と満月」というだけですが、俳句を添えることで、孤独、静寂、月夜の神秘といった多層的な意味が生まれました。
フォト俳句の作り方|5つのステップ

「フォト俳句って、どうやって作るの?」という疑問にお答えします。以下の5つのステップを踏めば、誰でも簡単にフォト俳句を作ることができます。
ステップ1:写真を撮る
まずは、心が動いた瞬間をスマホで撮影しましょう。特別な風景である必要はありません。日常の小さな発見、季節の移ろい、何でもOKです。
撮影のコツ:
・光を意識する(朝日、夕日、逆光など)
・余白を作る(俳句を入れるスペースを意識)
・一つの被写体に集中する
ステップ2:写真から感じたことを言葉にする
撮った写真を見ながら、「何を感じたか」「何を伝えたいか」を言葉にしてみましょう。箇条書きでOKです。
例:桜の写真を撮った場合
・美しい
・でももうすぐ散る
・儚い
・春の終わり
ステップ3:季語を選ぶ
写真の季節に合った季語を選びます。歳時記やスマホアプリで調べましょう。
例:桜→「花」「花吹雪」「散る桜」など
ステップ4:俳句を詠む
季語と感じたことを組み合わせて、17音の俳句を詠みます。最初は完璧を目指さず、とにかく詠んでみましょう。
例:「花吹雪 儚き春の 終わりかな」
ステップ5:写真に俳句を添える
写真編集アプリで、写真に俳句のテキストを入れます。フォントや配置を工夫して、視覚的に美しく仕上げましょう。
おすすめアプリ:
・Canva(初心者でも使いやすい)
・Phonto(フォントの種類が豊富)
・VSCO(おしゃれなフィルター)
写真選びのコツ|俳句に合う写真とは?

フォト俳句では、「どんな写真を選ぶか」が重要です。俳句に合う写真を選ぶことで、作品全体の完成度が上がります。
俳句に合う写真の3つの条件:
1. シンプルであること
被写体が多すぎると、俳句の焦点がぼやけます。一つの被写体に集中した写真を選びましょう。
Good:一輪の花のクローズアップ
Bad:花畑全体が映った写真
2. 余白があること
俳句のテキストを入れるスペースが必要です。空や地面など、余白のある写真を選びましょう。
Good:空が広く映った写真
Bad:画面いっぱいに被写体が映った写真
3. 季節感があること
俳句は季語を含むので、写真にも季節感があると統一感が生まれます。
Good:桜の写真に春の季語
Bad:桜の写真に冬の季語
僕の失敗談
最初の頃、僕は被写体が多すぎる写真を選んでいました。花も木も空も全部映した写真に、「春の朝」という俳句を添えたのですが、何を伝えたいのかがぼやけてしまいました。それから、シンプルな写真を選ぶようになり、作品の完成度が上がりました。
レイアウトのコツ|俳句をどこに配置するか

フォト俳句では、「俳句をどこに配置するか」も重要です。配置次第で、作品の印象が大きく変わります。
配置の3つのパターン:
1. 上部配置
写真の上部(空など余白部分)に俳句を配置します。最もオーソドックスで、見やすい配置です。
おすすめシーン:空が広く映った写真、風景写真
2. 下部配置
写真の下部(地面など余白部分)に俳句を配置します。安定感があり、落ち着いた印象を与えます。
おすすめシーン:被写体が上部にある写真、縦構図の写真
3. 中央配置
写真の中央に俳句を配置します。インパクトがあり、俳句を強調したいときに効果的です。
おすすめシーン:シンプルな背景の写真、抽象的な写真
フォントの選び方:
1. 明朝体:格調高く、伝統的な印象
2. ゴシック体:モダンで読みやすい
3. 筆文字:和風で温かみがある
僕は、風景写真には明朝体、日常スナップにはゴシック体を使うことが多いです。フォントを変えるだけで、作品の雰囲気がガラリと変わります。
SNSでの発信方法|Instagram・Twitter活用術

フォト俳句を作ったら、SNSで発信しましょう!多くの人に見てもらうことで、フィードバックをもらえたり、仲間が見つかったりします。
Instagram活用術:
1. ハッシュタグを活用する
#フォト俳句 #俳句 #写真俳句 #haiku #photohaiku などのハッシュタグをつけることで、多くの人に見てもらえます。
2. 統一感を持たせる
フィルターやフォントを統一することで、アカウント全体に統一感が生まれ、フォロワーが増えやすくなります。
3. ストーリーズも活用する
フィード投稿だけでなく、ストーリーズでも日常のフォト俳句を投稿すると、より親しみやすいアカウントになります。
Twitter(X)活用術:
1. 画像と俳句を同時投稿
Twitterは文字数制限があるので、画像に俳句を入れておき、本文には簡単な説明を添えます。
例:「今朝の散歩で撮った写真です。春の朝の空気感を俳句にしました。#フォト俳句」
2. 定期的に投稿する
毎日、または週3回など、定期的に投稿することで、フォロワーが定着します。
3. 他の俳人と交流する
他の人のフォト俳句にコメントしたり、リツイートしたりすることで、コミュニティに参加できます。
僕も、毎朝マンション管理の仕事前に、フォト俳句を投稿しています。少しずつフォロワーが増え、今では多くの方と交流できるようになりました。
まとめ:今日からフォト俳句を始めよう

この記事では、フォト俳句の魅力と作り方を徹底解説しました。
フォト俳句の3つの魅力:
- 一瞬を永遠に変える力
- 写真と俳句が互いに引き立て合う
- SNS時代にぴったりの表現方法
作り方の5ステップ:
- 1. 写真を撮る
- 2. 感じたことを言葉にする
- 3. 季語を選ぶ
- 4. 俳句を詠む
- 5. 写真に俳句を添える
フォト俳句は、特別な機材も技術も不要。スマホ一台あれば、今日から始められます。日常の小さな発見を写真に撮り、俳句を添える。それだけで、あなたの日常が詩的な作品に変わるんです。
僕が50歳からブログを始めて15年、「継続することの大切さ」を学んできました。フォト俳句も同じ。最初は上手くできなくても、続けることで必ず上達します。そして、あなただけの表現スタイルが生まれます。
さあ、あなたも今日からフォト俳句を始めてみませんか?AI俳句道場では、フォト俳句の添削もしています。64歳の僕でも新しいことに挑戦し続けている。あなたにもできます。
未来は、作るもの。
さあ、一歩を踏み出しましょう!