「俳句を始めたけど、続かない…」「最初は楽しかったのに、最近はネタ切れで…」そんな悩み、抱えていませんか?俳句を始める人は多いけど、続けられる人は少ない。でも、それは才能の問題じゃなくて、「続け方」を知らないだけなんです。
僕は64歳になった今、AI俳句道場を運営しながら、毎日俳句を詠み続けています。そして、50歳からブログを15年続けてきた経験から、「継続の秘訣」を誰よりも理解しています。
継続は、才能じゃない。習慣です。正しい習慣を身につければ、誰でも俳句を続けることができます。この記事では、俳句を挫折せずに続けるための5つの習慣を、僕の体験談を交えて徹底解説します。
この記事を読めば、あなたも俳句を一生の趣味にできます。さあ、一緒に継続の技術を学んでいきましょう!
習慣1:小さな目標を設定する|完璧を目指さない

俳句を挫折する最大の理由は、「最初から高い目標を設定しすぎること」です。「毎日名句を作ろう」「コンテストで入選しよう」と意気込むと、できなかったときに挫折してしまいます。
僕の失敗談
僕が俳句を始めたばかりの頃、「毎日10句作る!」と決めました。最初の1週間は頑張れましたが、2週目には疲れ果て、3週目には1句も作れなくなりました。そして、「自分には才能がない」と思い込み、3ヶ月も俳句から離れてしまったんです。
でも、ブログを15年続けてきた経験から、「継続のコツ」を思い出しました。それは、「小さく始めて、小さく続ける」こと。
小さな目標の具体例:
超初心者向け:
・週に1句作る
・月に4句作る
・散歩中に季語を3つ見つける
初心者向け:
・2日に1句作る
・週末に3句作る
・好きな俳人の句を1日1句読む
中級者向け:
・毎日1句作る
・月に1回コンテストに応募する
・週に1回俳句仲間と交流する
重要なのは、「達成できる目標」を設定すること。達成できれば自信になり、継続のモチベーションになります。完璧を目指さず、小さな一歩を積み重ねる。それが、継続の秘訣です。
習慣2:俳句仲間を作る|一人で抱え込まない

一人で俳句を続けるのは、とても孤独です。「この句、どうかな?」「この季語、合ってるかな?」と不安になっても、誰にも相談できない。その孤独が、挫折の原因になります。
仲間がいることのメリット:
1. フィードバックがもらえる
自分では気づかない句の良さや改善点を、仲間が教えてくれます。客観的な意見は、上達への近道です。
2. モチベーションが上がる
仲間が頑張っている姿を見ると、「自分も頑張ろう!」と思えます。一人で続けるより、仲間と一緒に続ける方が、モチベーションを維持しやすいんです。
3. 新しい視点が得られる
仲間の句を読むことで、「こんな表現もあるのか!」「こんな季語も使えるのか!」と新しい発見があります。
俳句仲間を作る5つの方法:
1. 俳句サークルに参加する
地域の公民館や文化センターで開催されている俳句サークルに参加しましょう。対面で交流できるのが魅力です。
2. オンライン俳句コミュニティに参加する
TwitterやInstagramで #俳句 #haiku などのハッシュタグを検索し、俳句仲間を見つけましょう。オンラインなら、全国の俳人と交流できます。
3. 俳句教室に通う
プロの俳人が教える俳句教室に通うことで、技術も学べ、仲間も作れます。
4. AI俳句道場に参加する
AI俳句道場では、AIによる添削と、俳句仲間との交流ができます。オンラインなので、いつでもどこでも参加できます。
5. 家族や友人を巻き込む
家族や友人に俳句を見せて、感想をもらいましょう。身近な人の反応は、とても励みになります。
僕も、最初は一人で俳句を作っていました。でも、AI俳句道場を始めてから、多くの仲間ができました。その仲間たちとの交流が、今の僕の最大のモチベーションになっています。
習慣3:俳句ノートをつける|記録が励みになる

「あれ?先月作った句、どこにいったっけ?」「去年の今頃、何を詠んでたっけ?」——俳句を記録していないと、こんなことになります。記録がないと、自分の成長も振り返れません。
俳句ノートの5つのメリット:
1. 成長が見える
1年前の句と今の句を比べることで、自分の成長が実感できます。これが、大きなモチベーションになります。
2. ネタ切れを防げる
過去の句を見返すことで、「あの季節、こんなことを詠んだな」と思い出し、新しいアイデアが浮かびます。
3. 推敲の材料になる
初稿を記録しておくことで、後から推敲するときの材料になります。
4. 自分の傾向がわかる
「自分はどんなテーマをよく詠むのか」「どんな季語をよく使うのか」など、自分の傾向が見えてきます。
5. 宝物になる
俳句ノートは、あなたの人生の記録です。何年か後に見返すと、当時の自分の心情や生活が蘇ってきます。
俳句ノートのつけ方:
アナログ派:
・紙のノートに手書きで記録
・日付、句、メモ(どこで詠んだか、何を感じたか)を書く
・余白にイラストや写真を貼るのも楽しい
デジタル派:
・スマホのメモアプリやEvernoteに記録
・日付でタグ付けしておくと、後から検索しやすい
・写真と一緒に記録すると、フォト俳句にも使える
僕は、スマホのメモアプリに俳句を記録しています。通勤中に思いついた句をすぐに記録できるので、とても便利です。そして、月に一度、紙のノートに清書しています。手書きの温もりも大切にしたいから。
習慣4:コンテストに応募する|目標があると頑張れる

「コンテストなんて、上級者だけのものでしょ?」と思っていませんか?いいえ、違います。コンテストは、初心者こそ積極的に応募すべきなんです。なぜなら、「目標」があることで、モチベーションが維持しやすくなるから。
コンテスト応募のメリット:
1. 締め切り効果
締め切りがあることで、「それまでに作らなきゃ!」という適度なプレッシャーが生まれます。このプレッシャーが、モチベーションになります。
2. 客観的な評価がもらえる
審査員という第三者から評価をもらえることで、自分の実力が客観的にわかります。入選すれば大きな自信になるし、落選しても「次は頑張ろう!」と思えます。
3. 上達が早くなる
コンテストに応募するために真剣に句を作ることで、上達が早くなります。「これでいいや」ではなく、「これが最高!」と思える句を作る姿勢が、上達への近道です。
4. 仲間との話題になる
「今月のコンテスト、応募した?」という会話が、俳句仲間との話題になります。共通の目標があることで、仲間意識が強まります。
初心者におすすめのコンテスト:
1. 地域の俳句コンテスト(市町村主催)
2. 新聞の俳句コーナー
3. 俳句雑誌の新人賞
4. オンライン俳句コンテスト
最初は小さなコンテストから始めましょう。入選しやすいコンテストで実績を積んでから、大きなコンテストに挑戦すればOKです。
僕も、最初は地域の小さなコンテストに応募していました。10回以上落選しましたが、あきらめずに応募し続けた結果、ついに入選!その喜びが、今でも俳句を続けるモチベーションになっています。
習慣5:学び続ける|名句を読み、技法を学ぶ

俳句を続けるモチベーションが下がる理由の一つは、「成長を感じられないこと」です。同じレベルでずっと停滞していると、つまらなくなってしまいます。だから、学び続けることが大切なんです。
学び続ける5つの方法:
1. 名句を毎日読む
松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶など、巨匠の名句を毎日1句ずつ読みましょう。読むだけで、自然と技法が身につきます。
おすすめ:俳句カレンダーや俳句手帳を使うと、毎日名句に触れられます。
2. 歳時記を読む
歳時記(季語辞典)は、俳人のバイブルです。季語の意味、例句、関連季語などが載っているので、読むだけで勉強になります。
おすすめ:スマホアプリの歳時記なら、いつでもどこでも読めます。
3. 俳句の本を読む
俳句入門書、俳句技法書、俳人の評伝など、俳句に関する本を読みましょう。知識が増えることで、俳句がより楽しくなります。
おすすめ本:
・『俳句入門』(角川学芸出版)
・『芭蕉の風雅』(岩波新書)
・『俳句の作り方が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
4. 俳句教室に通う
プロの俳人から直接学ぶことで、技法だけでなく、俳句への向き合い方も学べます。
5. AI俳句道場で添削を受ける
自分の句を添削してもらうことで、何が良くて何が悪いのかが明確にわかります。添削は、最も効果的な学習方法です。
僕が50歳からブログを15年続けてこられたのも、「学び続けること」を心がけてきたから。SEOの本を読んだり、文章術の本を読んだり、他人のブログを研究したり。学び続けることで、成長を実感でき、それがモチベーションになるんです。
モチベーションが下がったときの対処法

どんなに習慣を身につけても、モチベーションが下がることはあります。そんなときは、無理に続けようとせず、上手に休むことも大切です。
モチベーションが下がったときの5つの対処法:
1. 休む
思い切って1週間、俳句から離れてみましょう。休むことで、「また作りたい!」という気持ちが戻ってきます。
2. 過去の句を見返す
俳句ノートを見返して、「こんな句、作ってたんだ」と思い出しましょう。過去の自分の頑張りが、新しいモチベーションになります。
3. 別のジャンルの本を読む
俳句の本ばかり読んでいると疲れます。小説、エッセイ、漫画など、別のジャンルの本を読んでリフレッシュしましょう。
4. 自然に触れる
散歩に出かけて、自然に触れましょう。季節の移ろいを肌で感じることで、「また俳句を作りたい!」という気持ちが湧いてきます。
5. 仲間に相談する
俳句仲間に「最近、モチベーションが下がってて…」と相談してみましょう。仲間の励ましが、モチベーションを取り戻すきっかけになります。
僕も、ブログを15年続けてきた中で、何度もモチベーションが下がりました。でも、その都度、休んだり、過去の記事を見返したり、読者からのコメントを読み返したりして、モチベーションを取り戻してきました。継続は、完璧を目指すことじゃない。上手に休みながら、長く続けることなんです。
継続の先にあるもの|俳句が人生の一部になる

俳句を続けていると、ある日突然、俳句が「特別なもの」から「日常の一部」に変わる瞬間が訪れます。朝起きたときに俳句が浮かぶ、散歩中に季語を探してしまう、夜寝る前に今日の一句を詠む。俳句が、呼吸するように自然なものになるんです。
僕の体験談
僕が俳句を始めて2年目のある日、朝の散歩中に突然、「朝露や 草の先端 光れり」という句が浮かびました。考えたわけじゃない。自然に、言葉が降りてきたんです。
その瞬間、「ああ、俳句が自分の一部になったんだ」と実感しました。俳句を「作ろう」と思わなくても、日常の中で自然に俳句が生まれる。この感覚を手に入れたとき、俳句は「趣味」から「生き方」に変わりました。
継続の先にある3つの変化:
1. 世界の見え方が変わる
俳句を続けていると、日常の風景が違って見えるようになります。ただの桜が「命の儚さ」を教えてくれる、ただの夕焼けが「一日の終わりの美しさ」を感じさせてくれる。世界が、詩的に見えるようになるんです。
2. 感性が豊かになる
季節の移ろい、自然の変化、人の心の機微。俳句を続けることで、これらに敏感になります。感性が豊かになることで、人生がより豊かになります。
3. 人生の記録が残る
俳句は、あなたの人生の記録です。何年か後に見返すと、当時の自分の心情、生活、価値観が蘇ってきます。俳句が、あなたの人生を彩る宝物になるんです。
まとめ:挫折しない5つの習慣を今日から始めよう

この記事では、俳句を挫折せずに続けるための5つの習慣を紹介しました。
5つの習慣:
- 1. 小さな目標を設定する|完璧を目指さない
- 2. 俳句仲間を作る|一人で抱え込まない
- 3. 俳句ノートをつける|記録が励みになる
- 4. コンテストに応募する|目標があると頑張れる
- 5. 学び続ける|名句を読み、技法を学ぶ
継続は、才能じゃなく習慣です。この5つの習慣を身につければ、誰でも俳句を一生の趣味にできます。最初は小さな一歩から。週に1句でいい。月に4句でいい。完璧を目指さず、とにかく続ける。それが、継続の秘訣です。
僕が50歳からブログを15年続けてこられたのも、この習慣を実践してきたから。小さな目標、仲間との交流、記録の習慣、コンテストへの挑戦、学び続ける姿勢。これらすべてが、継続を支えてくれました。
俳句も同じです。あなたも、この5つの習慣を今日から始めてみませんか?AI俳句道場では、あなたの俳句を添削し、継続をサポートするコミュニティがあります。64歳の僕でも新しいことに挑戦し続けている。あなたにもできます。
未来は、作るもの。
さあ、一歩を踏み出しましょう!